407種という日本一の生息魚種、そして川魚としては最大のオオメジロザメが棲む原生的な河川。東洋のアマゾンにも例えられる景観は、他では見ることのできない凄みがあった。
日本最大の川魚は北海道のイトウだと思っていたが、南の極地の川にまさかのジョーズが棲んでいたとは!
しかも最大体長4m、国内でも襲われて死亡した例があるというから怖ろしい。
この川をまたぐ唯一の橋、浦内橋のたもとには片や展望台、片やウォーターレジャー拠点があり、遊覧船、カヤックツアーなどの基地となっている。
河口域には干潟が広がり、潮の満ち引きに応じてマングローブに囲まれた刹那の池がいくつも現れる。
橋の上から潮溜りを見下ろすと、いるわいるわのすごい魚影。40センチほどのチヌに似た魚は、ミナミクロダイだろうか。
サメは怖いけど、いつかカヤックでルアーフィッシングをしてみたい。
マークした場所は展望台。駐車スペースあり。