【幌加内湖、雨煙内ダム(うえんないだむ)】
幌加内町は蕎麦生産日本一。秋は赤い絨毯が平地を包む。
そんな農地を潤しているのだろうか。雨煙内ダムが堰く、ほろかない湖の水は農業に利用されている。
幌加内には日本最大の人造湖であり、イトウがふつうに釣れるフィッシングレイクでもある朱鞠内湖がある。その存在があまりに燦然としていて、他の湖沼がかすみがちだが、このこじんまりとしつつ町からわずか3kmの「ほろかない湖」は、湖畔駐車場の目の前にカヤックやボートの出艇ポイントもあって意外な穴場感がうれしい。
穴場、隠れ家、こじんまり、とはいったが湖周6kmクラスの堂々たる人造湖。これが目立たないあたりが北海道のスケール感。
湖畔には「隠れ家的雰囲気」を謳う、ほろかない湖公園キャンプ場。湖からの風渡る絶好の立地にある、こじんまりとしたキャンプ場。これは言葉どおりの「こじんまり」。なんとテントサイトは二張り先着、予約不可。ただテントサイト以外の林間にも自由にテント設置していいとのことで、大らかさがうれしい。
フィンランド製バーベキューコンロを備えた小屋(有料)もあるが、こちらはBBQ専用で泊まることはできないようだ。
いつかこの湖にカヤックを浮かべて、どんな魚がいるのか日がな竿を振ってみたいものだ。
マークした場所はキャンプ場の駐車場。