水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

長坂登口の堤(仮称)(富山県小矢部)

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小矢部の野池群のひとつ。
池の堰体直下にトイレ付きの駐車場があるが、これは倶利伽羅峠の古戦場をめぐる「歴史国道」の入口になっているため。池名のヒントとなるものはなかったが、池の堤下にある標柱には長坂登口と示されていたので仮称とした。
駐車場前に掲げられた絵巻風の素晴らしい鳥瞰絵図が描かれた案内板には、峠の茶屋跡がある「天池(尼池)」のほか「大池」、「蟹池」の名も。
クルマを停めて歴史国道へと進めば、古戦場の池めぐりも楽しいし、舟山堤、山王口堤、地隠越溜池なども近い。

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小矢部の野池群は倶利伽羅峠の歴史と合わせて楽しみたい。ver1.1(2020年)


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2020年に再訪。


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睡蓮の群落。左は2019年、右は2020年。1年で少し大きくなったようだ。


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味のある古戦場絵図の中には、「大池」「天池」「蟹池」の三つの池が記載されているではないか!!


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案内板


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池の堰体直下がトイレ付きの駐車場になっている


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この池は、倶利伽羅峠への歴史国道スタート地点にある


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駐車場前の納屋に、何やらあやしいものが・・。正体は倶利伽羅峠まで行くと分かる
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小矢部の野池では、救助用浮き輪も標準的装備。「あぶない ため池だ!」と記された菱形の看板は、富山県の砺波平野エリアの野池でしばしば見られる。
取水設備は階段状に風呂栓タイプのシンプルなもの。

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マークした場所は駐車場(トイレ付き)