死者374名を出した昭和最大のダム決壊災害の現場。
尾去沢鉱山跡の史跡のひとつ。
昭和11年(1936)、尾去沢(おさりざわ)鉱山鉱滓ダム決壊事件と呼ばれる二度にわたる鉱滓ダムの決壊によって、選鉱後に貯留されていた土石がダム直下の尾去沢の町と374もの人命を呑み込んだ。
現在、見ることのできる堰体は再建されたもので高さはそれほどではないが、決壊時は高さ60m。その土石流の威力は想像を絶する。鉱滓には有毒物質も含まれるため、現在も管理がつづけられている。


マークした場所は、史跡尾去沢鉱山と鉱山歴史館の駐車場。