水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

船谷池(高知県香美)

ふなたにいけ。

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堰体はハイダムスペックを満たし、基部は石組みで補強。堰体の上にガードレールが見えるというのに、行き方が分からない・・

舟谷池、あるいは船谷池と表記。
大正時代に築造、堤高15mでダムスペックを満たし「舟谷池」の名で「ダム便覧」に掲載されており、舟谷池ダムとの呼び方も見られる。
1.5車線のアプローチ路は堰体直下まで来たところで、グルッと折り返しUターンするようなかっこうに。すぐ下まで工業団地が迫る。
この先、堰体上に上がれそうな場所がないのに、堰体上に白いガードレールが見える。航空写真ではクルマの姿も見える。なのに直下にいると、どこから入っていいのか分からない。
洪水吐の流下水路はコンクリートなので、ここを這っていくべきか。この水路の先にはラビンリス堰タイプの洪水吐が待っているというのに。
ラビンリス洪水吐については、室沢新沼(群馬県前橋)をご覧ください。

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