湖周長900mクラスで淡路島の南あわじ野池群では大マイナスか中プラスといった規模。
比久尼水利組合管理者なる署名で釣り禁止看板が立っているが、この看板、淡路島の共通看板ではなく独自タイプ。
魚に赤い×が付けられている。こういうった場合、ふつうはブラックバスのイラストが多いのだけれど、ここはなぜかヘラブナ。すごいヘラブナがいるのかなとか勘ぐってしまうが、いずれにせよレアな釣り禁止看板だ。
水面の多くはメガソーラーで覆われる。
池名の比丘尼(びくに・八百比丘尼)といえば人魚を食べて八百歳まで生き、日本各地に伝説が残る女性。人魚がらみの名が付く池に会ったのはここが初めてかも。
ほか兵庫県本土の神河町に比丘尼池があるようだが特定はできていない。確実に存在するビクニな池は東京都練馬の比丘尼橋下流調節池。壮大な地下神殿のような調節池である。
トタンのボックスで覆われた斜樋のハンドル部。
扉には鍵が付いていることが多いのですが、ここはキーレスでした。
八百比丘尼伝説―その謎と現代社会へのメッセージ (歴研民話伝説ブックレット)
- 作者:太田 保世
- 出版社/メーカー: 歴研
- 発売日: 2007/03
- メディア: 単行本