水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

猩々池(兵庫県神戸)

しょうじょいけ / 鯛池

六甲の南側山腹にある江戸時代築造の溜め池。別名、鯛池。
猩々(しょうじょ)は伝説上の妖怪。猿と人間の特徴を併せ持つ。
かといってこの池の池ヌシが猩々サマというわけでもなく、池の完成時に代官を呼んで歌った曲名をとったものとのこと。築造当時は水深も24mとかなり深く、はるかに大きかったそうだ。
同名の池が宮城県仙台市青葉区に、猩々ヶ池という類名の池が宮城県多賀城市にもある。