水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

相当池(長崎県佐世保)

【そうとういけ / 相当ダム】

第二次世界大戦時に日本海軍が企画・建設を行なった貯水池。ダム建設には米軍捕虜も従事し犠牲者も出た。現在は佐世保市が所管する現役の上水道用貯水池。
土木遺産的な価値がありそうな重厚なコンクリート堰堤をもつが、厳重なフェンスとゲートで立ち入りできず釣り禁止看板も。
毎年五月に開催されるダム建設犠牲者の慰霊祭には今なお米軍高官も参加する。
日本海軍が建設したダムは市内では山の田貯水池があり、ほか広島県の江田島や京都府舞鶴、青森県平川など数ヶ所を確認している。一方、陸軍の方は北九州市に陸軍池という名の池ぐらいしか思い当たらず。

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