小さな離島に緋鯉が泳ぐ池が
紀伊水道に浮かぶ離島・伊島。
この島の上水道水源は地下水とダムの併用。島に二つあるダム型貯水池は大溜谷、小溜谷という名からも、古くから溜め池が造られていた可能性がある。
現在は二段の池で下段の池は小さいが古い石組みの護岸が見られる。上段はコンクリート製。緋鯉が大量に放流されていた。堰堤のプレートには「通常砂防工事」とある。
大溜谷の方からは取水するパイプが道に沿って無造作にのびていたこともあり、砂防ダム枠で改修された池を利水目的にも使っているようだ。
伊島へのアクセス等は、野尾部湿原のページに。
道に敷かれたパイプ
伊島の集落