海軍の補償によって造られた農業用ため池
旧海軍が管理した艦船補給用の水源池わきに、その補償として築造された農業用ため池。堤高は13.1m。
舞鶴市(与保呂芦ノ町ため池改修周辺整備委員会)が所管。改修によってラビリンス洪水吐を実装。
国内には、ほかにも自衛隊の演習場の水源補償によって造られた池や、新幹線のトンネルを掘ったことによる水源補償で造られた池など、補償の池がいくつかある。
以下、京都府営ため池整備事業のオフィシャル資料より抜粋。
芦ノ町池は、明治41年に旧海軍により舞鶴鎮守府の水道施設建設の補償として築造されました。100年を経過し老朽化が著しくなり、破堤の危険性もあったため、平成17年度から全面的な改修を行いました。改修に当たっては、動植物の生態系に配慮し、工事による水位低下の影響が出ないようにしました。また、地域住民や与保呂小学校の児童を対象に、池の成り立ちや役割を学んでいただき、農業用のため池としてだけではなく、地域の大切な財産として理解を深める取り組みも行いました。
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