箱根駅伝の勝負所下に・・
今井川流域の都市化に伴う洪水対策として設置された地下式調整池。上の資料は国交省のものだが、事業主は横浜市下水道局。
インフラツーリズムで注目のいわゆる「地下神殿タイプ」ではなく、低コストかつ迅速な施工が可能なシールド工法で内径10mのトンネルとして掘られている。
用地問題も国道1号線・権太坂の直下に2kmに渡って設けることで解消。素晴らしい限り。
今回見に行ったのは、管理棟まわり。ポンプ設備を備え、地下調整池に貯留した水の排水口にもなっている。近くには取水口と越流堤もあり、見どころである。
来年、箱根駅伝を見るときは、勝負所の権太坂の地下にも思いを馳せたい。
管理棟側の今井川に開けられたスライドゲートの水門にはKUBOTAのロゴが誇らしげに。KUBOTAは水門まで手がけていたんですね。
反対側の小さな調整池ゾーンから本流への接続部にはASAHI社製のフラップゲート。