狐伝説の残る水源池。現在は周囲100mほどの完全コンクリート護岸の池と高架配水タンクが設けられており、町に溶け込みつつも、どこか不思議な空間である。
フェンスの一角が途切れ、池の水面に近づける踊り場が設けられているところから、防災・消化用水池としての役割もありそうである。
Google マップでは「荒岡の狐」という史跡として記載されているが、須津湖(すどこ)にあった史跡案内板および現地の案内板には「荒間の狐」と記されていたので、後者をとった。
富士の広大な裾野に沼と湿地帯が広がる荒凉とした土地だっただけに、キツネにまつわる伝説も多い。