揚水機場が付随した周囲長500m超級の掘り込み型貯水池で、日本最南端の有人島である波照間島ではもっとも標準的なタイプの池。
農地への給水設備としては、「I型スプリンクラー」「II型給水栓」「III型給水所」が八重山諸島共通インフラになっているが、ここでは「II型給水栓」がサトウキビ畑沿いに並んでいたので、「池ナビ」に写真を掲載しておく。
八重山諸島の農地において、共通の給水インフラとして見られる「II型給水栓」。
フタのあたりは、島や農地ごとの個性が出る部分で、琉球石灰岩をフタの重石にしてあったり、タイヤだったり、いろいろ。
中はこんな感じ。
U字溝を埋め込んだ深い水路。多くの島でもそうだったように、側壁には多数の穴があいています。
マークした場所の北西に池があるが、Google マップ上では池として表記されていない。航空写真に切り替えると池が確認できる。