日本最南端の有人島である波照間島の上水道は、海水を淡水化する施設によって精製され、高架配水池にポンプアップされる。
この設備ができる前、波照間島は八重山諸島の中でも、きわだって困難な水事情にあった。生活用水を担ってきたのは「カー(井戸)」と呼ばれる井戸たちだった。
集落の内外に数基のカーがあるが、現役を退き枯れたものもあれば、今なお水たたえているものもある。
日本最南端の有人島である波照間島の上水道は、海水を淡水化する施設によって精製され、高架配水池にポンプアップされる。
この設備ができる前、波照間島は八重山諸島の中でも、きわだって困難な水事情にあった。生活用水を担ってきたのは「カー(井戸)」と呼ばれる井戸たちだった。
集落の内外に数基のカーがあるが、現役を退き枯れたものもあれば、今なお水たたえているものもある。