農業用水の配水池。二基の大型タンクで構成され、水は波照間1・2・3号貯水池からポンプアップされたもの。トラックへの給水所も付属。
立地は標高60mで島で一番標高が高い。ということで、島のど真ん中にもかかわらず、すぐ横には灯台があったりもする。
灯台といえば打ち寄せる荒波と断崖絶壁、そして雪のように舞い飛ぶ波の花。火曜サスペンス劇場を思い浮かべる世代、あるいはモノクロームな『飢餓海峡』を想起する昭和な世代にとっては、なんとも間の抜けた風景にも見えるが、それほど波照間島は全体がフラットな地形ということでもある。
海上から見てもこんな感じ。波照間ファームポンドもちゃんと見える。島の真ん中にあった方が全方位から見えるので都合がいいことが分かる。
- 作者:勉, 水上
- 発売日: 1990/04/08
- メディア: 文庫