水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

鹿伏四連1号ため池(仮称)(新潟県佐渡)

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右上にオートバイ。地図では堰体に向けて道がつづいているように表記されているが、実際にはこれ。写真左下に湖面がのぞくが、とても降りていける感じではない。

海に突き出した春日崎を先鋒に相川市街地の南に広がるの鹿伏台地は、佐渡島でもっとも大小の溜め池が密集しているエリア。
その中央に堂々たる四連の溜め池が存在感を放っている。これだけの池なのだから管理用のアクセス路もしっかりしていると思いきや、これが苦戦につぐ苦戦。
四連の池のいちばん下のこの池は、地図では堰体へと道がつながっているように表記されていたものの、道といっても畦道のようなもので、しかもとつぜん途切れてしまった。先は、木に覆われた急斜面。枝や葉のあいだから、かろうじて湖面が見えたのが救いだが、とても降りられたものではない。
この池に関しては、反対の南側からのアプローチがよさそうだ。
佐渡島の野池めぐりの場合、地図の道路表記はまったくアテにならない。道のデータがあやしいのだから、当然、ナビもだめ。何度、おかしな場所に連れて行かれたことか。

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オートバイを降りて、湖面に降りられるルートはないか探すが無理だった。木々のあいだから湖面がのぞく。