海に突き出した春日崎を先鋒に相川市街地の南に広がるの鹿伏台地は、佐渡島でもっとも大小の溜め池が密集しているエリア。
その中央に堂々たる四連の溜め池が存在感を放っている。これだけの池なのだから管理用のアクセス路もしっかりしていると思いきや、これが苦戦につぐ苦戦。
四連の池のいちばん下のこの池は、地図では堰体へと道がつながっているように表記されていたものの、道といっても畦道のようなもので、しかもとつぜん途切れてしまった。先は、木に覆われた急斜面。枝や葉のあいだから、かろうじて湖面が見えたのが救いだが、とても降りられたものではない。
この池に関しては、反対の南側からのアプローチがよさそうだ。
佐渡島の野池めぐりの場合、地図の道路表記はまったくアテにならない。道のデータがあやしいのだから、当然、ナビもだめ。何度、おかしな場所に連れて行かれたことか。