池畔に立つ「田の神」のほんとうの姿とは
江戸時代初期に築造された農業用ため池。
集水面積が少なかったため、明治以降、導水路を造る試みがなされたが難工事となり中断していたが、昭和後期の県営事業として七年の工事を経てやっと完成をみた。
堤の上から田を見おろす「田の神」と呼ばれるお地蔵さんの造形の珍妙さに目を奪われた。男根をかたどった石像? あるいは顔全体にヒジャブ(ヴェール)をかけたイスラムな地蔵だろうかなどと妄想をふくらませてしまい、反対側にまわってみるという発想が出てこなかったのが悔やまれる。
あとから調べてみれば笠をかぶり両手に道具を持ったお地蔵さんを背中側から見ていただけだった。
一帯には田の神をいただいた溜め池がいくつも見られる。






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