たかなみのいけ。高浪池。
体長4m。伝説の巨大魚「浪太郎」の正体は?
450mもの絶壁をもちロッククライミングの名所でもある明星山を後方に従えた天然湖の高浪の池は、その神秘的な姿に呼応するかのように体長4mもの巨大魚「浪太郎」の目撃談が1960年から1990年ごろにかけてささやかれ、その姿を捉えたとされる写真もある。
池の発祥は地すべりによってできたすり鉢状の堰き止め湖で周囲800m、最大水深13m。原生林に囲まれているが、池岸の一部はグラウンドゴルフ場、キャンプ場として芝生が広がる。
ボート遊びもできるほか、釣りもできる。生息魚はコイ、ギンブナ、ウグイ、ニジマス。浪太郎を狙うのも一興だ。
浪太郎は放流されたソウギョや青魚ではないかという説や、鯉や岩魚の巨大化したものという説、中にはチョウザメ説もある。現地で確認できたのはウグイの群れと、浪太郎の実物大オブジェだけだった。