おくらさんが主となって守る大倉池。
2014年11月に訪れた際は、池へのアプローチ路の工事をしていて入れなかったが、2016年10月に再訪したところ、なだらかな草地に囲まれた素晴らしい水辺と対面することができた。
豊臣秀吉が全国を統一する天正時代に築造されたため池であるが、当時はたびたび堤が決壊して村人を悩ませていた。池の主となって破堤を防ぐといってみずから人柱となった女性の名が、おくらという。今は大倉池という名だが、おくらさんの名がいつしかこの池の名として呼ばれるようになったのかもしれない。
釣りは禁止。
立派な二段構えの堤と、顕彰碑。
2014年11月には、道路拡幅工事をしていて入れなかった。
マークした場所から堰堤に入れる。