【あぶこ / 阿武川ダム】
レイクレジャーのルールを明文化。湖面利用の新しいスタイル
阿武湖は萩市街地から8kmほどの山あいにある大型の人造湖。県営ダムが堰く貯水池としては全国3位の貯水量を誇る。
減水期には視界を圧する壁のような湖岸が現れ、印象的。
ノッコミ狙いの巨ベラスポットおよびボートによるバスフィールドだが難易度は高い。釣りやボートなどの湖面利用に関しては、2022年現在、「Labu(Lake Abu)フロンティア協会」という地域団体が市の監督のもと、ルールや管理を任され運用にあたっている。おもしろい試みである。
ボート釣りは予約が必要なので事前に確認を。
インレット側
絶壁、美少年の滝。歩いて五時間とな!
閉鎖された出艇ポイント
ルール明文化によって、出艇ポイントのいくつかは閉鎖され、公式発着所としてボート桟橋の設けられた一ヶ所のみとなり利用時間厳守や予約も必要になった。
ダム下の日帰り温泉
ダムによって蓋をされたような谷間に、阿武川温泉ふれあい会館がある。昨今の日帰り温泉施設にありがちな過剰な洗練はなく、地域住民の憩いの場といったゆるさが心地よく料金も安い。また、芝生広場では別料金ながらオートキャンプが認められているなど、このあたりのゆるさもよい。
ダムから上流にむかっていく急坂をのぼっていくと奇岩が絶佳な長門峡(ちょうもんきょう)に至る。(写真は2013年撮影)
Googleマップ
マークした場所は阿武川温泉ふれあい会館駐車場。