水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

雄蛇ヶ池(千葉県東金)

おじゃがいけ。

似てないのに「房総の十和田湖」と称される、その理由は?

雄蛇ヶ池(おじゃがいけ)!
魅力的な名前の池である。「房総の十和田湖」とも称され、県立九十九里自然公園の一翼をなし、湖周をめぐる遊歩道は随所随所に水ぎわに近づきながら4kmにも及び池さんぽも愉しい。
でもこの池でいちばん多く訪れるのは釣り人。貸ボートもある釣り公認の池としてバサーを中心に多くのアングラーを惹きつけている。
ミステリースポットとしても有名でメディア露出の歴史も長い。しかし私にとっては近くにある「小中池」が全国ため池百選に選出され、こちら雄蛇ヶ池が無冠であることの方がミステリーだ。歴史も規模もそして釣り、散策といったレジャー面も含めて雄蛇ヶ池が後塵を拝する理由は何なのだろう。

「房総十和田湖」

十和田湖っぽいビュースポットを探す

雄蛇ヶ池をじっくり一周、練り歩いてみた。
堰体近くの北岸側、遊歩道の標高が少し高く池を見渡すことができるスポットがあり、どうやらここがいちばん十和田湖っぽいかと思う。

本家・十和田湖と見比べる

さて本家・十和田湖と見比べてみよう。
いくら雄蛇ヶ池が素晴らしいとはいえ、全国3位の深さと12位の広さを持つ全国区で横綱クラスの湖沼である十和田湖と並べることに少々、無理があるような・・。
でも突き出す半島を見下ろすアングルは同じ!!

湖の南側外輪山の発荷峠展望台から見た十和田湖。

bunbun.hatenablog.com

似ているのは・・

観光サイトをはじめ複数のサイトが「十和田湖と形状が似ている」としている。
そんなん、分かるかいなっ! と地団駄を踏みつつ、上で紹介したビュースポット、あらためて見るとそれなりに似ている気もしてきた・・。

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