水辺遍路

実踏・日本の湖沼 6,100湖

神奈川県

松永記念館の池(神奈川県小田原)

「電力王」と呼ばれた松永安左ヱ門が昭和21年(1946)に構えた邸宅および庭園がのちに寄贈され、松永記念館として市が管理・公開を行っている。 別荘ではなく終の住処というおもむきで、今も南斜面の住宅地の中にひっそりとたたずみ、池のまわりには茶室がし…

下九沢分水池(神奈川県相模原)

しもくざわぶんすいち。 住宅地の中にぽっかりと穿たれた巨大な円筒分水池。 円筒分水池は、自然の力だけを利用して正確な比率で水を分配できる設備。 水を分配する設備は江戸時代ごろから水争い解消のために造られてきたが、円筒分水工はいわばその最終的な…

大島水場のヤツボ(神奈川県相模原)

「ヤツボ」と称される相模川河岸段丘の湧水池群。 相模川中流域はみごとな河岸段丘がつづている。川をはさんで両岸が崖に裁ち落とされたような台地になっており、崖ぎりぎりまで住宅が貼り付いている。 川に降りるためには階段か、長いスロープ、あるいはつ…

もえぎ野公園の池(神奈川県横浜)

もえぎ野公園。 横浜で釣りが公認されている公園の池。 都市にありながら2012年までたくさんのモツゴが確認された公園内の池だが、モツゴがいなくなったとの市民の通報によって市が調査、2015年には市職員が中心となりポンプで池の水を抜く「かいぼり」(水…

鴨池(神奈川県横浜)

鴨池公園として整備されている池。 護岸はゆるやかなスロープ形状になっており、水に親しみやすい雰囲気を演出。ここまでやると、ほとんど子ども用プールのようだ。 水辺を遮断・隔離をするのではなく、ぐぐっと人に近づけるというのは横浜の公園池に共通し…

鷺沼配水池(神奈川県川崎)

時代の盛衰とともにあった地下の池。 ふつうに見ただけでは住宅地のだだっ広い芝生公園にしか見えないが、なんと地下に「鷺沼配水池」という貯水地が潜んでいる。 かつてここには盛時に年間50万人もの人を集めた鷺沼プールがあったが2002年に赤字と施設老朽…

大船台住宅遊水池(神奈川県横浜)

美しすぎる雨水調整池。 住宅造成に伴う雨水調整池ではあるが、コンクリートで固められた通常の雨水調整池とはひと味違う。 大船台住宅遊水池はその名とは裏腹に、まるで原生林の中にぽっかり穿たれたコバルトの瞳のような魅力をそなえた不思議な空間だった…

鏡花の池(神奈川県逗子)

泉鏡花が寄進した池。 海雲山 岩殿寺(岩殿観音)境内に、名文で名高い作家の泉鏡花が寄進した「鏡花の池」があると朝日新聞に出ていたので訪ねてみた。 住宅地の中だが、小高い場所にある山寺のような趣きの閑静な寺である。アクセス路は狭いが、寺の前には…

沢山池(神奈川県横須賀)

沢山池の里山、長坂五丁目市民緑地。 市民緑地として、みごとに復活した横須賀往年の釣場。 かつて横須賀市で二番目の大きさをもつ美しく立派な池で、「三沢湖」というへらぶな管理釣り場として利用されていた時期もあった。当時を知る地元の方からいただい…

山田池(神奈川県横須賀)

産廃場として埋められてしまった池。 山田池は、長年、場所が特定できずにいた池だったが、30年前にこの池で釣りをしていたという方からコメント欄に情報を寄せていただいたことで事態が動いた。 2017年現在、Googleの航空写真でも池のあった場所は完全に埋…

相模湖(神奈川県相模原)

さがみこ。相模湖自然公園ふるさとの森。 2017年3月に新しいビューポイントが誕生。 相模湖東岸側にある「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」内の標高370mの崖の上にアジア初というドイツ製の体験型アトラクション「鳥肌コロシアム」マッスルモンスター…

箱根湿生花園(神奈川県箱根)

仙石原湿原に造られた湿生花園。 箱根の中でも観光客に人気の高い仙石原。毎年3月に野焼きが行われ、季節の風物詩にもなっている。そのかたわらの原野にある箱根湿性花園には、大小の池と水路がめぐらされ、高山植物1100種、湿生植物200種が植えられている…

箱根強羅公園の池(神奈川県箱根)

強羅の斜面に造られた入場料有料の公園。円形の噴水池は季節の花や植物で埋まる。紅葉の時期もおすすめ。 アクセスは箱根登山鉄道終点の強羅駅から徒歩か、ケーブルカーに乗り換えて公園上駅か公園下駅で下車。

震生湖(神奈川県秦野)

しんせいこ。 関東大震災によって生まれた天然の堰き止め湖。 秦野の町を見下ろす高台の窪地に水をたたえた周囲1キロの天然のせき止め湖。 関東大震災による山崩れで生まれただけあって、地形の変化、湖相の豊かさは折り紙付き。湖を一周する遊歩道は起伏に…

東の池(神奈川県大磯)

覆い尽くすほどの蓮が消失。 四年ぶりに訪れて驚いた。池を覆い尽くすほどだった蓮の姿がどこにもない。冬場は立ち枯れ色あせた果托が風に吹かれる光景がふつうだが、蓮そのものの痕跡がどこにも見あたらぬ。調べてみると2016年に蓮が完全消失してしまったと…

磯野池(神奈川県大磯)

いそのいけ。磯の池。 2017年2月撮影。 ついに地図に記載された、かつての隠れ楽園。 大磯の野池群の筆頭格ながら、かつては会員制の閉鎖的な池として一般には存在が謎めいていた磯野池。 もう10年前になろうか。地図を見ながらオートバイであてもなく探索し…

小鳥の池(神奈川県真鶴)

小鳥の池園地。三ツ石。ケープ真鶴。 真鶴半島では唯一の池? 2017年の遠征にむけて艦載機モンキーの調整に余念がない。足まわり調整のテスト走行で近場を走っていた際に、真鶴半島先端のケープ真鶴の遊歩道案内看板に「小鳥の池」なるものを見つけた。 ほと…

三浦霊園の池(仮称)(神奈川県三浦)

2017年1月撮影。 初春の風物詩。三浦マラソンのエイドステーションにも。 公園墓地である三浦霊園内には管理棟前のメインとなる池と、坂をのぼりつめた海が見渡せる釈迦堂横の池と二つの池がある。 主池の方は日本庭園として整備された敷地内の主要景観要素…

原鉄道模型館(神奈川県横浜)

運河の横に、日本最大の鉄道ジオラマ。 港町ヨコハマ。横浜駅は南口を出るとすぐ港に面した運河がある。 駅と隔てる運河を見おろすようにそびえる横浜三井ビルの二階、原鉄道模型館の中に日本一、いや世界最大級という鉄道ジオラマが展示されている。 入場有…

境川遊水地(神奈川県横浜)

県立境川遊水地公園。 横浜と藤沢の市境となっている境川。川沿いに設けられたサイクリングロード、藤沢大和自転車道路の途上に、大小二つの遊水池がある。 現在は県立公園のビオトープとして保全され、池畔には立派な資料館も開館している。この資料館は、…

横浜動物園ズーラシアの噴水池(神奈川県横浜)

旧来の動物園とはひとあじ違うスタイリッシュな動物園のありかたをめざした横浜のズーラシア。 園内の池を見てまわりたかったが、時間がなく今回はゲート前の噴水池のみ。 入場料が高いので、時間のあるときにゆっくり行ってみたい。

俣野公園の池(神奈川県横浜)

元はドリームランドという遊園地だった場所の跡地を球場のある総合公園として整備したのが、俣野公園。 池に名前はついていないが、公園の構成要素となっており遊歩橋がかかっている。 駐車場と案内板。 マークした場所は駐車場入口。

鹿沼公園の池(神奈川県相模原)

「デイラボッチ」と呼ばれる巨人が、富士山を運ぶ途中で小休止。再出発しようとしたが持ち上がらず、踏ん張って地団駄を踏んだ足跡が鹿沼公園の池になったという土地の伝説がある。 確かに池の形は足跡のようなひょうたん形。土踏まずにあたるくびれた部分に…

清左衛門地獄池(神奈川県南足柄)

名水の湧く地獄と、青い鯉。 南足柄は豊富で良質な湧き水があり、この水を利用する大きな工場が集まっている。この清左衛門地獄池という不思議な名の池もまた湧水による水源池であり、池端に立つ「第二水源地」の看板には「富士フイルム」の署名が見られる。…

南足柄市運動公園の池(神奈川県南足柄)

南足柄市運動公園は、球場、ゲートボール場、テニスコートを備えた運動公園。スポーツだけでなく、ピクニック広場、お花見広場、トリム広場もあり、家族連れでもまったりした時間を過ごせそう。 園内にある池は9月だというのに蓮の花が咲いていた。鯉が泳ぎ…

吉沢の池(神奈川県平塚)

中吉沢溜池。 (2016年9月撮影) 住宅地の奥にひっそりたたずむコクのある池。 正式名称は「中吉沢溜池」だが、湘南バサーのあいだでは「吉沢の池」の名で知られる隠れ人気スポット。 小さな池ながら、シャローでは流れ込みのせせらぎが光り、アシやオーバー…

第一蓮池(神奈川県藤沢)

舞妃蓮と藤沢メダカを育てる、郷土愛炸裂の池。 鵠沼の住宅地内にある小さな池だが、「はす池の自然を愛する会」を中心とした住民の「池愛」が熱く、たびたび地方紙、全国紙地方版に記事が掲載される郷土愛メジャーな池なのである。 これまで何度も、埋め立…

音楽噴水池(神奈川県横須賀)

三笠公園。 世界三大記念艦の戦艦「三笠」が鎮座する。 日露戦争の日本海海戦においてロシアの最強バルチック艦隊を撃破した日本軍連合艦隊の旗艦・三笠の実物は、今も横須賀の三笠公園に艦首を皇居に向けたかたちで安置されている。これは同時にロシアの方…

上水之尾用水溜池(神奈川県小田原)

水之尾水源池。 山中にひっそりとたたずむ小田原用水の水源池。 江戸時代享和年間に大久保藩によって拓かれた由緒ある小田原用水の水源池。鬱蒼とした箱根外輪山の中の静かな池ですが、林道でアプローチするしかない場所にあることや駐車スペースがないこと…

小田原城のお堀(神奈川県小田原)

豊臣秀吉の天下統一に最後まで抵抗した関東の雄、小田原北条氏の居城。その本丸、二の丸を取り囲んでいるお濠が今も水をたたえている。 春には桜が藤の花が岸辺を彩り、多くの観光客の目を楽しませる。 毎年、五月の連休にはお堀に囲まれた城内広場で北条五…