つづらいけ。 十九女池公園。
関ヶ原の美女伝説の池は今、新幹線撮影スポット。
なんとも不思議な名の池である。十九の女の池と書き「つづらいけ」と読む。
現地の案内板には二つの伝説が記されており、ひとつはお椀を借りに来る美女の話。返された椀が生臭かったというから、美女だけに困ったものである。横笛を吹きながら歩く二十歳前後の女とされている。
二十歳前後の女から、池名の「十九女池」と結びついたということであろうか。
もうひとつの伝説は、やはり横笛にまつわる女の話。横笛を売りに来た不思議な美女の帰って行った先が「十九屋」という地名の池だったというもの。こちらの話では地名が「十九女池」の由来となっている。
現在の十九女池は二車線道路沿いにあってアクセス性がよく、十九女公園として駐車場、トイレ、遊歩道も整備されている。そしてスイレンの咲き乱れる池の上を新幹線が矢のように突き抜けていく。
新幹線撮影スポットとしても知られる場所なので、手持ちカメラながら小一時間ほど撮影にチャレンジしてみた。
フラットな池の水辺ぎわに設けられた遊歩道で池を一周歩けるので、いろいろアングルを考えながら歩くのも一興であった。
釣りは禁止。
池端に社がある。
釣り禁止看板。
マークした場所は駐車場(トイレあり)
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