たていわだむ。
ダムは土木遺産&目前の峠は国の天然記念物。
戦前の巨大ダムとして近代土木遺産に認定されている。
インレット側からアプローチしようとしたところ、もう少しというところで通行止めになり、40kmも迂回し、10kmつづく狭路を苦労して到達したダム。
中国電力の発電用ダムで、観光的要素はほとんどない。道ばたに押ヶ峠の断層帯と四つ並んだケルンバットが国の天然記念物に認定されていることを記した案内板がある。
堰体に降りる階段があり、天端が歩けるのは唯一の救い。管理所横に1〜2台の駐車スペースがあるだけで、堰体から先の湖岸路も通行止めだった。
しかしダム下流側の太田川の渓相は素晴らしく、苦労した甲斐があったとういものだ。
同名の水辺にはなぜか印象深い場所が多く、愛媛県の立岩ダムは全国5位の堤高をもつアースダムで、あきれるほど間延びした堤の斜面は一見の価値がある。また、長野県の立岩湖は釣り仙境という言葉がぴったりの絶佳な釣り場として心に残っている。
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マークした場所は駐車スペース。