水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

滝沢ダム(埼玉県秩父)

奥秩父もみじ湖。
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ダムとループの共演が美しい奥秩父の大型ダム。

秩父から甲府へと抜ける雁坂トンネルにむかっていっきに高度を上げるため、滝沢ダムの手前で国道140号は大きくループを描く。
この高規格な重力式コンクリートダムの直線的なたたずまいとループ橋が描く優雅な曲線は、それらを包む山々の緑とあいまって絶妙な人工美とでもいうものを見せている。

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ダムは天端と堰体内部が一般公開されている。堰体からのドローン飛行は許可が必要。
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堰体と堰体横の駐車場。
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ループ橋下の舗装駐車場。トイレあり。
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ループ橋の途中にも駐車場・トイレあり。
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平成26年から釣り公認化。ボートは自粛。

国交省や水資源機構が管理する国家事業規模の大型ダムでは、もともと禁止の場所でも釣りやカヤックなどレジャー目的の一般開放化する動きが近年の全国的なトレンドとなっている。多くの税金が投入され批判も多いダム事業に対して、国民に親しみをもってもらい、理解を得ようという動きなのだろう。今後、県営ダムや農水省ダム、市町村の小規模ため池の方も、維持管理や改修に税金を投入している以上、こういった流れがトリクルダウンしてくる可能性もゼロでないかと思う。ただし小規模になるほどゴミ投棄や迷惑駐車の問題が顕在化しやすいので、レジャー利用者側のマナーの向上が前提となる。
この滝沢ダムは水資源機構が管理する国家事業の多目的ダムであるが、釣りに関しても平成26年3月1日から公認となった。
釣れる魚はトラウト類主体で、冬期はワカサギ。
ただし地元漁協の漁業権が設定されており入漁料必要。ダムサイトなど危険箇所は釣り禁止区域もあるので注意。
また、ボートに関しては、地形的に安全にレジャー開放が難しいため自粛してほしいとのことである。

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435段の堰体脇の階段も通行できる。熊出没注意。
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湖面利用の案内。(水資源機構のサイトより抜粋)
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マークした場所に駐車場。


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