「識名園のシマチスジノリ発生地」として国の天然記念物に指定
もともとは琉球王族の別邸だった回遊式庭園で、中国庭園と琉球庭園の折衷様式。池は舟遊びにも使われた。太平洋戦争で破壊されたが高度成長期に再建。
また池の水源になっている育徳泉は、シマチスジノリという希少な藻類の発生地として天然記念物指定されている。
国の特別名勝。世界遺産。
池の水源「育徳泉」
シマチスジノリの発生地として国の天然記念物に。
以下、文化遺産オンラインより抜粋。
チスジノリは淡水産の紅藻で、九州中南部の固有種であるが、シマチスジノリは琉球列島に産するその亜種であってその発生地はきわめてまれである。識名園の育徳泉の発生地は大正13年12月9日、天然記念物に指定され、第2次大戦後も現在に至るまで発生しており、本種の代表的な発生地として価値が高い。
護岸
琉球石灰岩が使われている。
舟揚げ場
池の植物
流れ込みの滝口
庭園池と思えないほど高低差がある。
市街地の眺望
案内板・駐車場