水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

大津岐ダム(福島県檜枝岐)

おおつまただむ。
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日本初のアスファルトフェイシングダム。

電源開発が管理する水力発電用ダム。日本初のアスファルトフェイシングダムということだけでなく、ダムマニアが喜ぶ朝顔型の洪水吐は、増水時には迫力満天のダム穴になりそうで見てみたいが、なんせとんでもない山奥。
アプローチ路は南側からの長いダートなので四駆車推奨。訪れたときは林道入口に一般車通行止めチェーンあり。
徒歩で入っていくと管理者に会ったが、特に注意されなかった。会津駒ヶ岳を水源とする発電用ダム。奥只見の秘境ダムだが、着いてしまうと秘境感はない。
堰体は立入禁止。

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百名山・燧ヶ岳
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アスファルトフェイシングダム

土盛りのアースダムにおいて、材料となる土が水を通しやすい性質の場合に、遮水性を確保するために堤体の貯水池側(前法面)を遮水素材で覆う工法がとられることがある。いわば防水コーティング。
材料としてはアスファルトやコンクリート、ラバーなどがある。
アスファルトフェイシングダムで世界一の堤高をもつのが栃木県の八汐ダム。また日本一、長い堤をもつのが静岡県の東富士ダム。

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マークした場所は林道入口。ダムは北東5.5km。