水辺遍路

訪れた1万以上の池やダムを掲載

野池神社(長野県飯田)

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6年に1度、勇壮でどこかユニークな「もうひとつの御柱祭り」

諏訪湖の龍神(大蛇)が遠州の桜ヶ池とを行き来した際に顔を出した立ち寄りスポットとされる場所には、天竜川に沿った山の中にいくつかの伝説の池が残されている。
ここ「野池」もそのひとつ。大蛇が宝物とともに身を潜めたという伝説のある池のほとりに神社が建てられている。
つまり神社建立以前にあった池であり、境内に人工的に造られる通常の寺社池とはちがって、御神体に近い存在であり、天然由来の霊池の可能性もある。
流入する沢、流出水路も見あたらず、山あいに唐突に湧き出たような立地は謎めく。社殿が足を浸している部分をのぞいては石組みなどの護岸は見られず、土がむきだしの水ぎわとなっている。その異様な雰囲気に思わず見惚れてしまった。
野池神社では六年に一度、諏訪大社の御柱祭りと同じ年に、二本の巨木を池まで引っ張って練り歩く御柱祭りも行われる。祭りは多くの女性も参加、というより主導的に活躍し勇壮。曳航する山場では、なぜかトランペットで突撃マーチのような曲が。神事とトランペットの組み合わせがすごく珍奇で楽しい。いつか必ず行ってみたい。2022年4月10日の開催はコロナ対策のためトラックによる曳航となった。
600mほど北には日本棚田百選に選ばれた「よこね田んぼ」が広がり、2020年に訪れた際はコロナ時代を思わせるカカシ展示もあった。
駐車場あり。


www.youtube.com

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2022年の御柱祭りはトラックと重機で

2022年4月10日に開催の野池神社の御柱祭りは、コロナ対策のためトラックと重機を使うという。
行きたかったが控えることにした。ちょうど新聞でも、諏訪大社の方の御柱祭りも大型トラックで曳航している記事が出ていた。

digital.asahi.com

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2022年4月8日朝日新聞夕刊


 

池の形態

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護岸はなく、まるで水たまりのように、だらだらっと水ぎわになっている

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境内の敷地に溶かし込まれたような池の様態がめずらしい


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境内。木の奥に唐突に池があるのが不思議な感じだ


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アプローチ路と駐車場(左に進んだ先)


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棚田百選の「よこね田んぼ」。上の写真は「テレワーク」と題されたアイデアかかし
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マークした場所は駐車場。