水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

清潟(新潟県新発田)

きよがた。

なんとこの池は流入河川が存在しないという。
40年ほど前の中学生に流行したフロッグというルアーとパックロッドというオールドスタイルのタックルを手に池を釣り歩きしてみたが、用水路が寄り添っているものの、流れ込みらしきものは見あたらない。
それにしても素晴らしい環境の池ではないか。池と東側池畔が清潟公園として整備されており駐車場も完備。あずまややベンチも配され、木陰で憩える池畔としてもAランク。
浮き島にヨシ群落、スイレンのリリーパッド、そして一帯は日本最高峰の雷魚フィールド。なんという絶好の環境であろう。キャストをしてフロッグを送り込んだ先で、スイレンをユラっと揺らして、うねりが走る。でかそう。ハートも熱くなる。ブラックバス、ブルーギルも生息するという。
しかしあまりに好環境すぎてハイプレッシャーは否めない。それでもフロッグ縛りで粘り強く通いたくなる池だ。
池伝説あり。
以下、新潟市オフィシャルサイトより抜粋。

清潟は周囲約800メートル、面積4ヘクタール余りの湖で、流入する河川がなく、地下水の湧出によるものです。お清の伝説を秘め、赤松林の中で静かに広がる水面は別世界の感があります。初夏には蓮の花が水面を一面に埋めて咲きます。



マークした場所は駐車場。