全国総本山鹿島神宮の境内、裏参道の一角にある池。池周辺は御手洗公園と名付けられた園地で、さらに大きく取り巻くように杉、樅など600種以上の樹木が混淆繁茂する「鹿島神宮の森」が広がっている。
寺社の林は古代から伐採されず現代にそのままの姿で残されている点で貴重なものも多いが、この森も茨城県指定天然記念物に指定されている。
すぐ近くにパワースポットとして有名な御手洗池があり、同池から流れ出した水の一部がひょうたん池を満たし、境内の水路を経て駐車場わきの水路へと排出。
神事用の御手洗池に対し、こちらのひょうたん池は公園池の様相で、親しみやすい雰囲気がある。
池畔にある御手洗池口大鳥居は2011年の東日本大震災で倒壊し、現在、土台だけが残っている。
マークした場所は駐車場。