みなみしんいけ。
熱田神宮境内にある池のひとつで、この南神池は一般公開されており無料で会える池。
池畔には休憩施設がある。訪れた際はきしめんの出店も出ていた。
流れ込みは参道を横切っており、よく見れば橋になっている。流れ込み口にも二五丁橋という太鼓橋がかかる。池の護岸は石組み。錦鯉が泳ぎ、石の島には亀が積み重なるように甲羅干しをする姿が見られるだろう。
神域の池では通常、釣りは御法度だが、2019年、宮の森みどりの少年団が釣りをしてブルーギル駆除活動を行なった。外来魚駆除の大義のもとには殺生戒も例外扱いになるようだ。類似事例として、石川県の那谷寺でもブラックバス駆除のために境内の蓮池で寺の職員が釣りをしたことが地方ニュースで発信された。
現在、南神池では改修工事の看板が出ており、令和3年秋に池畔が「くさなぎ広場」としてリニューアルされるという。
境内にもうひとつある勾玉池は、結婚式場になっている勾玉苑の中にあり、特別公開や結婚式参列者以外には非公開となっている。