昭和の薫りが残る健康ランド。学生時代から旅先ではよく使った。オートバイで行った新婚旅行も健康ランドだった。ほとんどは施設の老朽化とともに平成の終わりまでになくなってしまった。
そんな中、全国でもっとも成功し、今もなお絶大な人気を誇る石和健康ランド。この健康ランドは静岡の駿河健康ランド、長野の信州健康ランドとグループで令和の時代にも支持されつづけている。料金はけっして安くはないが、近くに来ると寄ってしまう。
前回訪れた際にリニューアル工事中だったが、2019年7月に工事が完了。エントランス前に立派な池も誕生していた。
限られたスペースに大岩と滝を配した立体的な造園。倒木の下を錦鯉がくぐる。
池端には「水神社」と銘打たれた神様まで祀られている。
グループの信州健康ランドにも多国籍テイストで妙に意匠に凝った池があったことから、経営者の池への思いを垣間見る気がする。逆境ともいえる業界にあっての成功の秘訣は、池と水の神様を大事にしたから? 温泉も池といえば池だけに。
マークした場所が、池