臥竜公園。
夜桜ライトアップもある桜と松の名所は、東大教授の設計。
臥竜公園は須坂市街地にある都市公園であるが、臥龍山に抱かれた竜ヶ池を中心に、須田城跡、博物館、動物園、遊園地から球場などのスポーツ施設まで、何でもあれの住民リフレッシュスポットである。
桜の名所100選、日本の名松100選にも選定され、毎年4月はさくら祭りが行われ、春の風物詩として長野のテレビや新聞では毎年採り上げられる。さくら祭り期間中は、ライトアップされた桜が竜ヶ池を染め上げ、出店も立ち並び人々でにぎわう。
大名庭園が由来かと思いきや、意外にも明治時代になってから東京帝国大学教授が公園設計し、池を造ることもこのプロジェクトの中に含まれていた。恐慌などで池造りは遅れた反面、打撃を受けた地元製糸業の失業者対策として池の土木工事が活用された側面もあったという。
遊歩橋のかかる弁天島をもつこの池では、貸しボートもある。
トイレ、無料駐車場あり。ただし、さくら祭り期間中は協力金の名目で有料となる。
同名の池は山梨県甲府、愛知県名古屋、三重県鈴鹿にも見られる。
マークした場所は駐車場。