【ちょうじゃいけ / 長者の池】
御在所岳の頂上にある霊験あらたかな山池
長者池、または長者の池は、御在所岳の山頂近くにある山池。
御在所岳は鈴鹿山脈の中でも定番といえる人気の山で複数の登山ルートがあるほかロープウェーでいっきに山頂に行くこともできる。
鈴鹿山脈にたくわえられた豊かな山池たちに会う第一歩としてはうってつけ。しかもパワースポットで運気アップ。
池伝説の長者譚は意外に新しく明治時代
八大龍王などが祀られている。その名のとおり長者譚の残る池であるが、そのお話、明治時代というのがちょっと新しくておもしろい。
以下、御在所ロープウェーのウェブサイトより。
明治時代、矢田甚太郎(やだじんたろう)氏がこの池で炊事のとぎ汁が早く澄むのを不思議に思い、池の畔で不眠の行を成すと、霊気を授かり “彼の手に撫でられた者の病気は全て完治する” という評判で財を築いた事になぞらえ、この池を「長者の池」と呼ぶ様になったのが名前の由来です。
池の外観と形態
テーブル状の頂上のくぼ地に立地
御在所岳頂上の空撮(2023年)
御在所岳頂上の空撮(2019年)
山上公園
テーブル状の広い頂上部は山上公園として整備されている。
池の周辺パノラマ写真
中の島に祠
吐き出し
飲料水?
動植物
イモリとヤゴを確認。
アクセス・・数種類の登山路から選べる
武平峠からのルート
国道の武平峠に登山者用駐車場が設けられており、長者池までの標高差はこのルートがもっとも少なく、見通しもいいので飽きない。
中登山道ルート
カミソリのような尾根を登る御在所岳のテッパンルート。ロープウェイの索道が並走。
表登山道ルート
登山口
登山道
滝
コース全貌(空撮)
山頂から菰野の平野側を見る。つづら折りの国道477と、その先に湯の山温泉のかもしか橋が見える。
朝明渓谷からハライドを経由するルート
北側から御在所岳にアプローチするルート。距離が長く、駐車場は有料。一方、人は少ない。
マップ
池さんぽマップ