【ちくらぬま / 青野山県立自然公園地倉沼】

津和野を見おろす山の肩にある標高約430mの天然湖沼。
成因は火山活動(溶岩流?)による堰き止め湖。土砂ダム部分には溶岩の堆積が見られるという。
水位の変動が激しく秋から冬は干上がる。
マイカーは児童館に駐車可。駅から徒歩1時間。ガイドあり。
日本の重要湿地500。マムシ注意。
以下、島根県オフィシャルサイトより抜粋。






地倉沼は、青野山の北東方向3.5kmにある、標高約430mの天然湖沼です。この沼は、西に張り出した三角形状で、東西約250m南北150m、面積約4万m2です。
沼の北側には青野火山と同系されている地倉山があり、地倉沼はそこからの溶岩が西側の中腹にある谷口を埋めたためにできた堰止湖とされています。とくに沼尻にあたる西側一帯には谷口を埋めた証拠の溶岩がたい積しています。
沼の水は、たえず湖底の溶岩のすき間を通り、地倉沼登山コースの中腹の谷間からわき水となって現れ、滝になって落ちてきます。
そのため、沼は季節によって水量の変化が激しく、梅雨時期には、満々と水をたたえるものの、秋には、湖底のほとんどが乾いた顔をのぞかせます。

