相沼内ダムに行く途上、相内沼川沿いの林道わきに魅力的な雰囲気の小池を見つけた。
目立った目印もないが、股引川が相内沼川に合流する地点の下流側にあり、航空写真で池の水源をたどると、どうも股引川から来ているようなので仮称とした。妙なのは池の中に足を浸すかっこうで電柱が立っている。
池は洪水時にバイパスルートとなって相内沼川に流れ込んだものだろうか。現在は林道が堰堤のかわりとなって、直接の吐き出しは見られないが水位は安定しているようだ。
この池には尺にやや満たないサイズの魚がいて、何とか魚種を特定してやろうとカメラを構えて粘った。捉えた画像を拡大すると、ヤマメらしい美しい魚体。
股引川から流れ込んできたのか、はたまた相沼内川の増水時にまぎれこんだのか、この一尾以外に魚影は見あたらなかった。
Googleマップに池としての記載はない。地図の中心あたりに池があり航空写真に切り替えると確認できる。