水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

木之又池(鹿児島県徳之島)


ひさびさのお宝「池看板」と思いきや・・

池にゴミがあって悲しかったです的な小学生絵日記ふうの池看板など、子どもをダシに安直に相手の情感に訴えかけようと画策する大人が透けて見えるタイプの池看板は全国的に見てきたが、この手の趣向は初めて。
はるばる徳之島まで来た甲斐があったというものだ。
アニメでもなくマンガでもない微妙なリアルタッチの少女が妖しい緑のオーラを逆光にこちらを注視する。その見開かれた瞳に少女の無垢な思いは感じられず、背後のオーラをピンクにすればアダルト、赤にすればホラーを想起せずにいられない振れ幅の大きさが、ゴミを捨てようとする者の心に一抹の不安を与えそうな一枚である。設置者の意図がそこまで深かったかは分からないが、その気持ち悪さで当初の意図を凌駕する抑止効果が見込めそうな池看板の傑作と認じざるをえない。
と、この記事を書いた後に、千葉県の勝浦の国道上でまったく同じ看板を見かけた。通りすがりだったので一瞬だったが見間違えるはずもない。ネットで調べてみると、じつは全国で文言もまったく同じ、町名だけ変更する同一フォーマットのものが、千葉県勝浦、東京都大島、岐阜県山県で見つかった。


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国指定史跡 徳之島カムィヤキ陶器窯跡が池畔に



 

池さんぽマップ