水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

2021-11-23から1日間の記事一覧

ひょうたん池(静岡県磐田)

今でこそヤマハスタジアムやヤマハの工場など、ヤマハのお膝もと、市民に愛される憩いの池になっているが、江戸時代から明治時代にかけて一帯に点在した湧水池を水路で結んでかんがいし水田を潤した歴史をもつ。 昭和時代の大規模な耕地整理ですべての湧水池…

塩ノ段池(静岡県御前崎)

池の横にあやしげな自噴温泉が 池横の道路沿いに塩ノ段鉱泉がある。あやしい水たまりのような泥から、泡がぽつぽつ自噴している。大正時代にこの温泉を利用した保養施設の計画もあり、実現すれば塩ノ段池は風光明媚なボート池になるところだった。 フロータ…

石楠花池(滋賀県日野)

「石楠花」は「しゃくなげ」。花の名を持つ池を堰くのはコンクリート堰体。銘板を見ると砂防ダムではなく貯水池だった。 池の東500mに国の天然記念物の「鎌掛谷ほんしゃくなげ群落」があり、名の由来らしい。 池畔にはあずまややテーブルもあり、草地がなだ…