地図で見ると、変わった形の池がズラズラっと並んでいる。
ここもまた特殊な用途の池。コウノトリを自然復帰させるための養成所、ブートキャンプなのだ。
コウノトリという野鳥が日本の里山という人工環境に適応しつつ生態系の中に居場所を見つけてきた歴史は興味深い。今やコウノトリを殖やす目的の研究的閉鎖環境が、かつての日本の里山や棚田、棚池を再現したものになっている。コウノトリはもはや水田を営む日本人がいなければ絶滅する種なのか。
自然とは何かを考えさせられた。
池の方は非公開ゾーンのためか、工事のためか、入ることができなかった。
駐車場あり。
マークした場所に駐車場。