現地の案内坂には「あまだトンボ池 ふかさわの森」と銘打たれている自然公園。「あまだ里山」という呼び方もある。
遊歩道や木道が敷かれた園内にはトンボ池のほかに水芭蕉園と「○号トープ」と名付けられた3つの池がある。
「トープ」はビオトープの略。通水しており上流から水芭蕉園、3号、2号、1号の順に下っていく。
各トープ池はこじんまりとしつつも、隣にはせせらぎが音を立て、小さな島には広葉樹が新緑がまぶしい。自然が作りだした山あいの小さな谷にうまれたオアシス感が、さわやかな涼味とともに心を満たしていく。
驚いたことに、この場所は、もとは水田だったそうだ。廃田となった里池、里田を人の手で整えた。けっして自然にこうなったわけではない。控えめなトープ池という名がそれを表している。
このページでは水芭蕉園を含めた4つの池を採録。
マークした場所は駐車場。