もともとは木一本ない貨物駅だった
梅小路公園内の森林ゾーンにある復元型ビオトープの池。
もともとは京都駅に隣接した貨物駅だった場所に、生態系の保全に重心を置き京都の多様な植物を植栽。その後も人の手は必要最低限しか入れないという管理方法がとられているという。
訪れた際は開園から25年以上の歳月が流れた状態だったが、もはやここが貨物駅だったなどと思えぬほど原生林の様相が濃く、植栽による人工林にも見えなかったので、当初の目的は達成したといえるのだろう。また、日本では三例目というきわめてめずらしいキノコが確認されているから、自然の復活ぶりやスゴい。
さすがに池の方は石組みで護岸されており、自然のまま、というわけにはいかなかったようだ。
マークした場所が入口。