未舗装を含む林道を延々と山の奥へと進んで行った先のヘアピンカーブに、池へのアプローチ路入口がある。クルマ止めがあるためここから徒歩。
300mほど砂利道を上っていくと堰体脇に出た。滝のような水音に鳥の声がはさみこまれる。洪水吐から下った水が実際に滝になっていた。
たおやかな山なみに包まれた池の水は澄んでいた。廃坑となった鉱山の上だけに、湖底には集落が眠っているのだろうか。静かなのに、大気のざわめきのような張り詰めた感じがある。
ヤマメが生息するという話だが、魚止めの池になっていることからミニサクラマス化した巨大魚が湖底の郵便局を根城に? なんて、また池妄想。
あ、そういえば、いわきエリアの池としてはめずらしく、釣り禁止看板を見なかったような。








マークした場所はアプローチ路入口。