かのおだむ。
鹿尾川が海に出る前に一度大きなS字を描いて蛇行するため、大正生まれの小ヶ倉水源池の直下という立地にありながら、そっぽを向いて他人顔といった感じ。
小ヶ倉水源池が町の直上にあるのに、下流側の鹿尾ダムが深い森の中にあるというのも、大きく屈曲した流れと長崎の町の地形的特殊性によるところが大きいだろう。
じつは鹿尾ダムへのアプローチは一度失敗している。上述のような地形を把握せずに、単純に下流側にある町からアプローチしようとしたら、隘路に阻まれハイエースで進むのをあきらめ撤収した。
二度目は上流側からアプローチしたところスムーズに湖岸路から堰堤まで進めた。ただし地元の散策者が多く、歩道がある道ではないので注意したい。
また貯水池に立ち入りはできない。