関ヶ原町の上水道水源池。堤高16mの重力式コンクリートダムが堰くが、貯水池の方は全体的に底が見えるほど浅かった。
浄水場が隣接し、取水塔から高い位置のまま横流し。ふつう浄水場は堰体下に置かれることが多いが、ここはポンプ取水か。
また、取水塔には釣り禁止看板が掲げられている。ここに「水道法の規定により魚つりや水泳を禁止する」と記されているが、水道法を根拠に釣り禁止を明示する看板は初めて見たように思う。ふつう法的根拠を明示する場合は軽犯罪法の不法侵入を適用することが多く、釣り自体が犯罪に問えるわけではない。水道水源池でも釣りができるところもあるだけに、水道法のいかなる規定を援用したのか知っておきたい気もする。
ともあれ関ヶ原といえば天下分け目の古戦場だけあって、ダムの近くには大谷吉継や宇喜多秀家の陣跡も。
堰体天端は遊歩道の一部になっており、二車線道路沿いにさりげなく入口がある。
マークした場所が天端への遊歩道入口。