万博記念公園の池群のひとつ。
園内に20余ある池の中で唯一、針葉樹に囲まれた池と聞いて意外だった。自然循環できる森の再生をめざしていく中で、国内ではほとんどが人工林となっている針葉樹の立ち位置がうかがえる。世の溜め池においては針葉樹に囲まれた池は見慣れた光景だが、それも人が作り出した人里の風景ということを暗示?
宮崎駿さんの漫画『風の谷のナウシカ』全7巻をイッキ読みしたら、作中に出てくる「極相林」に興味をもった。
そうそう、この池では鯉の群れに交じって、しれっと巨大なソウギョが泳いでいたので、小躍りしてしまった。ソウギョの行動が鯉と完全に同化していて、手をのばせば近づいてくる。こんなに間近でソウギョをじっくり見たのは初めて。体形はすごくボラに似ている。じっと頭を見ているとナマズにも見えてくる。
鯉に同化といえば、神奈川、和歌山、長野の野池で、ブラックバスが同化しているケースも見たことがある。鯉って異種の魚から見ても、寄り添って安心するところがあるのかな。
さて下の写真、どれがソウギョでしょう?
- 作者:宮崎 駿
- 発売日: 1996/11/30
- メディア: 大型本
風の谷のナウシカ 全7巻箱入りセット「トルメキア戦役バージョン」
- 作者:宮崎 駿
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: コミック
- 作者:林野庁
- メディア: 単行本
マークした場所は駐車場入口。