平成29年九州北部豪雨で堰体の大部分が決壊し、その後、復興が行われた農業用溜め池。
Googleストリートビューでは2021年現在も破堤前の姿を見ることができたが、堤の上に二つ、石造りの記念碑が立っていた。改修後の堤にその姿はない。流された際に破壊されてしまったのだろうか。コンクリート部材が200mも流されたという記録もある。
堤のすぐ横に住宅があったが直接の被害はなかった。たまたま住民の方に話が聞けたが、決壊時、地響きがしたとかそういうことはなかったという。
一方、この決壊によって津波に似た現象である「段波」が発生した可能性が九州大学の調査によって報告された。
アプローチ路は1.5車線。釣り厳禁。
