農地に置かれた駆除オリが捕らえたのは?
高台にある集落の南側は緩斜面になっており牧草地になっている。
斜面が落ちきった鞍部に集水域と貯水池、その向こうは海にむけて再び高くなり農地になっている。
この池もコイン式の給水装置が設けられていた。小浜島では北部、東部と、ここ南部の三つで確認している。
水路も興味深い。コンクリート性のU字溝や角度の浅いV字溝のいずれにも農地からの水を排出する小さな穴が一列に開いている。
イノシシ駆除用にしては小さいシンプルな害獣駆除用のオリが各所に。
何のためのオリかとずっと疑問だったが、獲物を捕獲した状態のオリを発見。なんと正体はクジャク。
帰路に茂みから飛び出してきたオスのクジャクと鉢合わせたときは心臓が飛び出そうになった。オスのクジャク、ほんと大きい。
クジャクは雑食性のため島の貴重な生物や牛のエサを食べてしまい、小浜島では駆除対象の害獣になっている。水牛もクジャクももともと小浜島にいたわけではなく、リゾートが外から連れてきたものとのことである。