水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

産川せせらぎ公園(神奈川県海老名)

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目久尻川沿いの海老名市北部公園は、都市化の進む住宅地内にありながら、せせらぎを園内に引き込んだ水辺のある公園。
目久尻川の方がコンクリートで固められた都市型河川だけに、地域の子どもが水辺に親しめる代替の水辺ともいえる。
せせらぎの源流をたどっていくと、道路交差点を隔てて、産川せせらぎ公園というかわいらしい池状の流れがあった。道路下をくぐるかこうで、ここから目久尻川の水を引き込んでいるようだ。
池の中で揺れているのはコウホネ。神奈川県では絶滅危惧種で、この池にあるのは移植されたもの。

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道路をはさんだ海老名運動公園のせせらぎの源流。網を手にした子どもの姿も


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ベンチが設置されているだけの小公園だが、都市化の進む市街地とは思えない澄んだせせらぎが


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池の中で揺れているのはコウホネ(河骨)。季節には黄色い花を咲かせる。


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目久尻川の方は都市型河川だが、こちらも水は澄んでおり鯉がたくさん泳いでいた


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川の横の高台は相鉄線の車庫