水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

栗原遊水地 B下池(神奈川県座間)

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野球やテニスもできて、きわめつけは釣り公認という、じつに大らかな調節池群。A池とB池(上)B池(下)の3つの池で構成され、まとめて「栗原遊水地」。
B池(下)は目久尻川をはさんでA池の隣にあるが、バックアップ的なA池に対して、まず最初に洪水を受け止めるべく布陣された池だけに、この池だけは平時も水が流されており、樹木が繁茂した中の島をもつ池らしい景観と環境がセットアップされている。
特にインレット側は親水機能を有し、調整池としてはめずらしく、コンクリート護岸を伝うスロープあるいは階段から水ぎわに下りることができる。

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グレーチング蓋が埋め込まれたオリフィスとスライドゲート水門付きの洪水吐


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インレット側の親水ゾーン。釣り人の姿も。
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下流側から見たB下池の巨大な越流口


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上流側から見た目久尻川とB池。池側から見れば天井川の様相


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観測設備


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インレット側のスロープ


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目久尻川側のスライドゲート水門。後ろに見える建物は管理塔


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池への降り口と案内板
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栗原遊水地マップ(水辺遍路謹製v1.1)