酒田野池群のひとつ。二車線道路沿いでアクセス性はよい。
堰体奥に武士瀧神社がたたずみ、いい池なのだが何となく気のようなものを感じて落ち着かない。
取水操作をする小屋が、赤い鳥居の前に立ちふさがるようにかっこうで建てられているが、やむを得なかったのだろうか。横の木の枝ぶりがおかしい。
堰体から吐き出し側を見ると、ダムスペックはあろうかと思うほど高低差があり、木々のあいだから沢の赤土が血のように見えてぎょっとした。「武士瀧」という名があるぐらいだから、かつてはこの落差を滝のように水が落ちていたのかもしれない。
「キケン」と朱書きされた一帯共通の立て看板の他、クマ出没注意の看板があるが、フェンスなどはない。
堰体から下をのぞく。